編集者
2023.11.01
好きなことを仕事にしたい方へ。ソラジマインターンで「キャリアの土台」を作りませんか。
「創作センスが壊滅的にない私でも、大手エンタメ企業の内定を総ナメできたワケ。それは、ソラジマでのインターンがあったからなんです!」
そう語るのは、学生インターン・Y崎さん。Y崎さんは、海外でアニメオタクの圧倒的熱量を目の当たりにしたことがきっかけで、エンタメ業界を志すようになりました。しかし、当時のY崎さんには創作センスもない、才能もない……と全く自信をもてていない状態。そんなY崎さんを変えたのは、ソラジマとの出会いでした。
この記事では、夢を叶えて大手エンタメ企業への内定を決めたY崎さんにインタビュー。ソラジマインターンの具体的な内容やカルチャ―についても触れているので、インターンに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
目次
「どうしても成し遂げたい」と思えたこととの出会い
Y崎さんの就活は、どんなところからスタートしたのでしょう?
Y崎: 自己分析です。「なぜ私は働くのか」「どうしてここで働きたいのか」「何が好きで、何をしていると幸せなのか」「私の好きなことは何か」など、自分にたくさんの質問を問いかけて深掘りしていきました。その工程のなかで、「好きなことで生きていきたい」という考えが自分のなかで浮かびました。
「好きなこと」や「理想の仕事」をして生きていきたい、というのは、私だけでなく、多くの就活生にとっても身近な思いなのではないでしょうか。
確かに、世の中の流れとしても「好きなことで生きていく」ことを理想とする人は多そうです。Y崎さんも、「好きなことで生きていきたい」というのが出発点だった、と。
Y崎:そうですね。でも、どうしても実際に就活をしていると「安定した仕事に就きたい」「自分を必要としてくれてうまく働けるのならそこでいい」という考えに落ち着くようになっていく自分もいて……。もちろん、これも大事な軸の1つではあると思いますけどね。
私の場合、留学経験もあったので「英語使える仕事なら続けられるのかな」など、最初はとにかく自分が今まで得てきたスキルベースで考えていました。
最初は、ということは、どこかで転換期があったということですか。
Y崎:その通りです。私の考えが一転したのが、大学3年生の時に参加したフェスで、海外のアニメファンの方々とお話をした時でした。それまでもSNS等で海外にアニメファンがいること自体は認知していましたし、テキストでの交流もあったのですが……生で会ってみて、実際の彼らの熱量に圧倒されてしまったんです……!
コンテンツについてとんでもない熱量で話す彼らをみて「言葉の壁を超えて人をこんなに熱狂的にするってなんて素晴らしいんだろう」と思うようになったんです。「私も海外の、いや、世界中の人を熱狂させられるようなコンテンツに携わりたい!」。そう思い、コンテンツを制作するエンタメ業界を志すようになりました。
エンタメ企業で活躍する自信は全くなかった
フェスをきっかけに、大きな夢を見つけたのですね!
Y崎:とはいえ、不安もありました……。エンタメ業界の就活について調べれば調べるほど、活躍している人は「いい意味で狂っているオタク」や「天才」がたくさんいると感じたからです。
と、いうと……?
Y崎:私にはオタクや天才のように、言いたいことを言語化したり、絵にしたり、モデルを生み出したりする能力はありません。これから育てるとしてもスタートが遅すぎます。彼らはそれこそ幼少期から天才で、オタクなのだと感じていたのです。
今までうまく大学生活を過ごしてきた自負はありましたが、「エンタメ業界で勝負ができるほどのカード」が揃っている自信はありませんでした。
美術の成績は晩年5段階評価中の2~3。これでは自分一人でコンテンツを生み出すことなんてできません。できたとしても、「世界を熱狂させるほどのエンタメコンテンツになるか」といったら答えは限りなく【NO】に近いと思いました。
それでもどうにかしてエンタメ業界で輝きたい。そのためには採用されたい…...! 諦めたくない…...! そのためには今就活生が誰もやっていないことを成し遂げて自信をつけたい……!
そんな時に出会ったのが……?
Y崎:【株式会社ソラジマでのインターンシップ】でした。
ソラジマ以外でもインターンシップはしていたのですが、「紹介で入らないとそもそも選考してくれない」「インターンシップといいつつ雑用担当になる」「そもそも無給労働になってしまう」ような会社も多くて。どれだけ探しても「そもそもスタートラインにたてない」ということが多いんですよね。
その点ソラジマはしっかりと目標に向かって努力できる人を採用しているのと、WebToonに関しては積極的に採用をしているので上記のような懸念は少なかったです。
なにかみんなとは違うことがやりたい。エンタメ業界でも私が働いていていいっていう証明が欲しい!そんな想いのある人は、ソラジマのインターンシップで活躍して「証明書」をもらうのがオススメです!
ソラジマでの業務内容は、0から1を生み出す作業
ソラジマインターンに参加後の、Y崎さんの業務内容を教えてください。
Y崎:2021年の3月からWT事業部が本格的に開始したのですが、私に任されたお仕事は「Webtoonをスタジオで制作するのでその仕組みを作り、連載を開始させよ!」というものでした。
今ソラジマでWebToonを制作するスタイルは、最初からあったわけではなく、私をはじめとしたたった4人の事業部メンバーが自分の足を使って開拓した唯一無二のスタイルなのです。
そうだったんですね?!悩んだり、困ったことも多かったのではないですか?
Y崎:すごく悩みました……。情報もなく、知識もない。毎回迷ってしまい、一時期私自身が足踏み状態になってしまったこともありました。
人物を描く人は着彩もやった方がいいのか、それとも分けるべきなのか。背景の人は何人採用すると上手く回っていくのか?原稿をより綺麗に魅せるにはどのような技法を使うと良いのか。金額はどうしよう?私が勝手に決めたら迷惑かな?上長はもっといろいろ知っているかも?などなど……。
Y崎さん自身初めての経験な上に、ゼロからシステムを構築する段階。考えることは山のようにあったわけですね。
Y崎:その通りです…!でも、そんなふうに悩む私に、上長が一言こういったのです。「正解は気にせず、ソラジマにとってベストだと思ったことならなんでもやってほしい」
なんでも、ですか?
Y崎:衝撃的ですよね(笑)
私はビジネス経験もない、いち学生です。なによりも大切な「会社のお金」を任せてもらえている。自由に自分のセンスで物事を回すことができる。なんでもやっていいんです!ソラジマベストなら!!
この一言で私自身の意思決定スピードがあがりました。普段考えることは「ソラジマにとってベストかどうか」。それだけになったからです。
普段の他愛もない疑問もこれを軸に考えるとかなり動きやすくなりました。「人に動かされるのではなく自分で考えて動く」第一歩です。
「ソラジマにとってベストかどうか」という明確な軸を手に入れたことによって、成長スピードも上がったのですね。
爆速で成長できる環境を保証する「フィードバック文化」に救われた
Y崎:とはいえ、そうやって自分の意思で決定できるようになってからも失敗はたくさんありました……。
単価を間違えそうになったり、文章の作り方もつたなかったり、大事なところを曖昧にしてしまってたくさんの人に迷惑をかけたり……。その度に「自分の責任だ」「この世の終わりだ」と落ち込みました。
だけど失敗した私に対しても上長は「失敗は財産。失敗した理由を分析して次に繋げよう。失敗すること自体は問題じゃない」というスタンスでした。
この認識は、ソラジマ全体に共通のものだったのでしょうか?
Y崎:そうです!一人でプロジェクトを回すのを頑張れたのは、ソラジマのなかに「失敗は怖いことじゃない」という共通認識ができていたからなのかなと思っています。
失敗すればするほど人は強くなれます。そのぶん辛いこともありますが、きっと「就職活動を成功させたい!」と思う人ほどこうやって失敗して、考えて、成長していく過程が周りと差をつけることになるんじゃないかな、と思ったりしています。
とはいえ、ミスを連発させるのは、会社にとっても、自分のメンタル的にもよくはないですよね……?Y崎さんがとっている対策はなにかありますか?
Y崎:今は積極的に周りの人にフィードバックをもらいに行くようにしています。「フィードバック文化」は、ソラジマのカルチャーの1つでもあるんです!
今WebToon事業部で働いている方たちは私より社会人経験がある方、もしくはコンテンツに深い理解がある頼もしい方ばかりです。「そんな人たちのアドバイスを聞かないわけにはいかない!」と思い、迷った時は相談しています。
ミスしていた時も「成長しているなあ」と感じていましたが、フィードバックをいつでもいただける今でも「タメになるなあ、ありがたいなあ」と実感します。
仕組み作りが終わったあとは、どのような業務を担当したのでしょうか?
Y崎:仕組み作りに奔走しつつも、「婚約破棄された悪役令嬢は荒野に生きる」という作品を担当していました。こちらの作品は、デイリー1位、また女性ランキングも1位と、かなり好調な滑り出しをすることができました。国内でも6プラットフォーム、海外でも2か国で配信されており、特にアメリカでもドラマ部門で1位を獲得しました(2021年12月24日時点)。たくさんの方の作画協力や助言、そして面白すぎる原作のおかげではありますが、本当にうれしかったです!私にとって、かなりの自信になりました。
ソラジマの経験が就職でどう活きたのか
Y崎:自信が持てたのは結果がついてきてるからでしょ?と思わないでください!そうかもしれないですけれど、本当に大事なのはそこではありません。
と、いうと……?
Y崎:就職活動、ことさら日本の新卒採用において一番大切なのは「学生時代どんな力を付けたのか」こと以上に「私は何者なのか、私は何を考えているのか」ということだと思っています。
ここからは個人的に人事の気持ちになってみているんですけど、今から「手塩をかけて育てよう!」という気持ちで採用している時に「これやりました!、あれやりました!」とやったことばかり語る人よりも、面接で一言重みのある「その人らしい言葉」が垣間見えるほうが、学生らしくて魅力的に映るんじゃないかなと思っています。できることをアピールするのは、転職するときでもいいですしね。
だからこそ、「何を成し遂げたか」よりも「何を考えているか」を大事にしていました。
「なにをやったか」にフォーカスして強みを出していくのではなく、「どうして?」が大事ということですね。その力が、ソラジマで育まれたということでしょうか?
Y崎:そうなります。少し具体的な力に置き換えて説明しますね。
ソラジマは学生に1プロジェクトを任せるからこそ、相当な時間自分と向き合い、自分を信じ、自分にとって、ソラジマにとって、そしてその作品にとって最適な方法を見つけて物事を進めていく必要があるんです。
私が就職活動において一番役に立ったなと思っているのは、その自己内省と思考力なのです。コンテンツをどういう目線で見て、どういう風に自分の作品に活かすのか。問題が起こった時はどう対処するのか。自分はなにが得意なのか、なにが好きで、なにに惹かれてなにに惹かれないのか。
ソラジマで自信を得られたのは、結果が出たからではなく、「自己内省と思考力」を磨けるほどに自分と向き合える環境があったから、ということですね。
Y崎:ソラジマは、確かに「結果が出せる環境」でもあります。ですが、結果に関わらずそのプロセスのなかで伸ばせる力が絶対にあります!「活躍できるかわからないな」と悩む前に、まずは応募するだけでも価値がある。そう思っています。
ソラジマインターンでの学びは「キャリアの土台」
最後に、ソラジマのインターンに応募しようか悩んでいる学生のみなさんにメッセージをお願いします!
Y崎:学生時代にソラジマで働けたこと。これは私のかけがえのない財産です。
日本で、スタジオ型制作で作品をリリースする第1弾になれたこと。
誰もやっていないことをやれたこと。
自分でもコンテンツを作って色んな人を楽しませられると気づけたこと。
そのどれもが就活だけでなく、これからのキャリアに必要な土台となりました。
私が大学生として作品を作っている今、ソラジマでは現在たくさんの大学生が作品制作を行っています。次の「新しい」を開拓し、日本のエンタメ業界にワクワクをもたらすのは今、エンタメ業界に少しでも興味を持っているあなたです。
結果が出ても出なくても、行動することに意味があります。
狭き門である「漫画編集者」を体験することは財産になります。
絶対に第一志望に内定したい!好きなことを仕事にしたい!
その夢が叶った私だからこそ心の底から「ソラジマで漫画編集者やってみようよ!」と言えます!
少しでもソラジマに興味を持ったあなた。まずは申し込みをしてみてください。その一歩が、輝かしい未来への第一歩に繋がるかもしれません!