カルチャー・制度
2024.04.27
【ソラジマ初の試み!】コミュニティイベントに潜入してみた
はじめに
こんにちは!Webtoonスタジオのソラジマ広報チームです。
2024年4月2日、ソラジマのオフィスにて「第1回コミュニティイベント」が開催されました。
今回は試験開催というチャレンジでもあったため、少数での開催だったこのイベント。
今後は、徐々に規模を広げ、日々作品作りに尽力してくださっているクリエイターの方々に向けて、交流の場を提供し、学びの機会のイベントを増やせればと考えております。
【この記事はこんな人におすすめ!】 |
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ソラジマコミュニティイベントって何?
日々ソラジマ発の作品作りに尽力してくださっているクリエイターの方々に向けて、交流の場や学びの機会を提供するイベントです。
このイベント開催の目的はズバリ、クリエイターコミュニティを強化することで、ソラジマを「世界で一番、Webtoonの才能が集まり、開花する場所」にすること。
そしてこのイベントで新たな繋がりが生まれることで、Webtoonならではのナレッジ交流の場にもしていただきたいと考えています。
Webtoon制作には、脚本やネーム、線画など、多くのクリエイターの方々が関わり、一つの作品が完成します。
ソラジマに関わるクリエイターの方々のほとんどはオフィスには出向かず、リモートで編集者とやりとりしながらお仕事をしていただいています。
コロナ禍を経て、自宅で働くことも一般的になりましたが、リモートは作品にひたすら集中できる利点がある一方で、人と関わる機会が減ることで時に孤独感を抱いてしまうことも。
更にはインプットする情報元の偏り、ナレッジの共有不足や同じ仲間達と共有し分かち合える機会の創出は中々難しい...といった意見をいただきました。
そこで、ソラジマは「クリエイター同士で切磋琢磨できる場を提供したい」「ソラジマ編集者との連携をより深められる機会を作りたい」と考えました。
この2つの目的が、今回のコミュニティイベントの開催につながっています。
オフィスツアーでソラジマの空気を体感
さぁ、いよいよソラジマCo-CEOの前田の挨拶でイベントがスタートします。
まずはソラジマのオフィスツアーでアイスブレイクです。
オフィスツアーはエントランスからスタート
「誰もがバカにする、大きな夢を叶えてみせるー。」
真っ白な壁にソラジマのログラインが書かれたエントランスからオフィスツアーが始まります。
ログラインに関する説明を交えながら、「クリエイターの皆さんが特大のヒットを生むことによって、他のクリエイターの方々も大きな夢を抱けるようになる」と話す前田の言葉に、クリエイターの方々が頷いているのが印象的でした。
ソラジママインドが感じられるスペース
エントランスのあとは、オープンスペース、アソビスペースとツアーは続きます。
普段は足を踏み入れることがないソラジマのオフィスに、クリエイターの方々もあちこちに目を配っていました。
壁一面に並べられた作品はクリエイターの方々へのリスペクトの想いと作品への愛を込め、このようなオープンスペースに作品を展示しています。
その作品一つ一つに丁寧に目を配る方々も印象的でした。
成果最大化につながるのであれば、勤務時間中であってもアソビスペースで卓球やゲームをするのも自由。
そんなソラジマならではのカルチャーの説明にも、ワクワクした表情で耳を傾けていただきました。
オフィスツアー記事はこちらから
ソラジマあるあるに笑いがこぼれる場面も
オフィスツアーでは、ソラジマと関わるクリエイターの方々ならではの反応が見られた場面もありました。
「以前のオフィスでは至る所でクリエイターさまとのオンラインミーティングが開催されていて、隣のミーティングを邪魔してしまう状態だった」というブースが作られた経緯が話題に上ると、やや笑いがこぼれていました。
もしかしたら、目の当たりにしたことがあるクリエイターさまもいたのかもしれませんね。
オフィスツアーで、クリエイターの方々の緊張もほぐれてきたようです。
さて、次はこの交流会の一番の見せ所をレポートします!!
トークセッションでの濃密すぎる1時間!
さていよいよ、このイベントのメインディッシュ、トークセッションです。
『金田一少年の事件簿』『ブラッディマンデイ』など、数多くの漫画原作や脚本を手がける樹林 伸さん、そしてソラジマ発のヒット作『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!』の脚本を担当するつるこ。さん、『傷だらけ聖女より報復をこめて』の脚本を担当する編乃肌さんを登壇者に迎えてのトークセッション。
トークは、参加するクリエイターの方々から事前に寄せられた質問をベースに進んでいきます。
普段なかなか話を聞けない、ヒット作家の登場に、会場は静かな熱気に包まれていました。
脚本家必聴のトピックが充実
登壇者の3名が脚本家ということもあり、自然と脚本を書く上でのテクニックやメンタルの話などが多くあがります。
「連載準備期間や、連載中のメンタル維持はどのようにしている?」という質問を受けた樹林さんが「シンプルにワインです」と話して笑いを誘い、会場の雰囲気を和ませる場面もありました。
さらに、「作品が受けなかったときは、作品の終わらせ方に気を配る。必ず格好良く、綺麗に終わらせる。バッサリと適当に畳むということはしたことがない」と自分の作品に対する反応がイマイチだったときの考え方を語ると、編乃肌さんも「私も有終の美という部分に非常にこだわっている」と同調していました。
ヒットを生むクリエイターには、考え方の共通点が多いことを実感させられます。
つるこ。さんは「打ち切りなどでメンタルが落ち込んだときは、とにかく落ち込み切るまで落ち込んで次の仕事に切り替えます。辛いことがあったら一緒にお話ししましょう」と話すなど、しっかりとネガティブな感情にも向き合うプロフェッショナルな姿勢が感じられます。
終始登壇者と参加するクリエイターの方々の距離が近い、密度の高いトークセッションでした。
編集者や作画担当者が聞き逃せない話題も
もちろん、トークの中では編集者や作画担当者にとって有益な話題も多くあがりました。
「ついつい脚本の内容を全部盛り込もうとしてしまう。ネームにはどこまで盛り込むべき?」などの脚本を書く以外での質問も多く飛び交いました。
中でも「すぐ横の執務室に編集者が多くいるところで口に出しづらい質問ですが……」という前置きとともに出た、「編集者との日々のやりとりで気をつけていることは?」という、コミュニケーション方法に関する質問には、登壇者の3名から共通して「とにかく良い作品にすること、作品を面白くすることを最優先にしたコミュニケーションを」という、編集者にも脚本家にも、そして作画担当者にも通ずる教訓が飛び出していました。
プロが質問を出してプロが回答するという、参加者全員が高いレベルでキャッチボールするトークセッションは予想以上の熱量で、次のプログラムに移るのが惜しいほどでした。
ナレッジを共有しあえる交流会
交流会では、樹林さん、つるこ。さんと編乃肌さんそれぞれが2グループに分かれたクリエイターの方々のテーブルに入って自由に会話を楽しみます。
樹林さんが持参してくれたワインを開けて参加者皆で嗜むと、雑談にも花が咲き始めます。
お土産を交換しあったり、オフィスにある作品のパネルと写真を撮りたいと盛り上がったりと、交流会に移ったことで参加者の距離がグッと縮まっていきました。
\\クリエイターイベントレポ//
— つるこ。💖ママ溺<毎週火・0時更新中>💖 (@265_scenario) April 3, 2024
先日ソラジマさんのオフラインイベントに参加しました!
原作者・ネームの皆様から沢山学ばせていただき、感謝✨
・歴代ソラジマ作品の前で原作者ーず+樹林先生と記念撮影
・私の我儘でお揃いのサングラスver.😎🥸
・お花持ち忘れ😂#ソラジマコミュニティイベント pic.twitter.com/zwoHmuHaHl
参加しているのは日々貪欲に作品作りのインプットを求めているクリエイターの方々なので、やはり話題は自然と、お互いのナレッジの共有やWebtoonについての話になります。
「脇役好きなタイプなので、ヒーローのキャラ作りに一番苦労する」「インパクトに欠ける“つなぎ回”はキャラのリアクション頼み」などの交流会ならではのラフなぶっちゃけ話も多く飛び出しました。
トークセッションとは違い、樹林さんのほうから「Webtoonはカラーだけれど、モノクロ漫画とカラー漫画どっちが好き?」「周囲でWebtoonを読んでいる層はどういう人たち?」などの質問が出るのもこの交流会ならではではないでしょうか?
編集者からクリエイターさまへのプレゼント贈呈などを挟みながらも、交流会は延長戦へ。担当も年齢も関係なく同じ方向を向いているクリエイター同士が情報交換できる交流会は、終わりの時間を惜しむように次々と意見が交わされていました。
ソラジマ編集者メンバーもこの笑顔!
おわりに
ソラジマコミュニティイベントのあと、クリエイターの方々からは
「普段は1人で作業しているので、同業の方々と意見を交わせて嬉しかった」
「時間がまだまだ足りなかった」
「勉強になる実践的かつ有益な情報があった」
などのポジティブな反応を多くいただきました。
今回は試験開催というチャレンジでもあったため、少数での開催だったこのイベント。
今後もソラジマでは、コミュニティイベントの開催をはじめとして、クリエイターの方々が情報交換をしたり、編集者とのコミュニケーションをやりやすくしたりと、ソラジマでの作品作りがより充実する環境をサポートをしていきます。
リモートで働くクリエイターでも、仲間意識を持って働けることがソラジマの魅力の一つです。
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