編集者
2025.01.18
【成長環境が入社の決め手】「で、何がしたいの?」の一言がエンタメに飛び込むきっかけに【編集者 池田 啓真】
はじめに
ソラジマには、漫画編集が未経験で入社しながら、複数作品を担当して活躍する編集者が多くいます。
現在、男性向け作品を制作するチームで編集者として働く池田啓真さんもその一人です。
ソラジマ入社の前は、映像制作会社で助監督をしていたという池田さん。
本インタビューでは、ソラジマ入社に至るまでの経緯や、実際にソラジマで働く上で感じる「重要なこと」などをお聞きしました。
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ソラジマの魅力は圧倒的な打席数
——池田さんは、ソラジマ入社以前どのようなお仕事をされていましたか?
新卒で入社した映像制作会社で、ドラマや映画の助監督として働いていました。 学生時代に脚本のコンテストに挑戦するなど、物語を作ることが好きだったので、仕事でも物語作りに携わりたいという思いがありました。映画、ドラマ、漫画など、エンタメジャンルはどれも好きなのですが、当時最も興味があった映像制作の道に進みました。
——そこから、転職を決めた理由はなんだったのでしょうか?
自分の成長に少し危機感を抱いた、というのが大きいです。
僕は、世界中に大感動を与えられる作品を誕生させたいという夢があり、その最終目標に向けて、自分の力を磨き続ける人生を送りたいと思っています。
映像制作会社の場合、クリエイティブにメインで関わることになるのはプロデューサーやディレクターと呼ばれる方たちで、助監督からそのポジションに行き着くまでに通常5年以上はかかります。 また、作品一つに対する予算も大きいため、チャンスがかなり限られています。
早くからクリエイティブにがっつり携わって経験を積みたいという思いと、前職時の自分の状況との間で、少しずつ葛藤が大きくなり、転職に至ったという経緯になります。
——転職先として漫画編集という職種や、ソラジマを選んだ理由を教えてください。
映画と同じく漫画も大好きだったというのが、漫画編集者に挑戦したいと思った理由です。
さらにソラジマを選んだ理由としては、映画やドラマの現場での経験を経て、PDCAを回せる量や、クリエイティブのメイン部分に携われる機会の多さに魅力を感じたためですね。
——実際に、ソラジマという環境で自分自身の成長を感じることはありますか?
日々成長している!と感じています!
ソラジマは、入社してすぐに企画の立ち上げからチームビルディング、クリエイターさんたちの力を借りながらのディレクションという工程を、自分の責任でやることになります。 1年間のうちに何本も企画を進めるので、クリエイティブ面でもコミュニケーション面でも、成長できる機会がかなり多いと感じています。
ソラジマのフィードバックカルチャーも、成長の一因になっていると感じます。作品に関してでも個人的な悩みに関してでも相談しやすい文化で、細かいフィードバックを日々もらえるので、知見の多い先輩から多々吸収できる環境です。
選考から現在まで大切にしているのは「面白い」という感覚
——池田さんは、漫画編集は未経験だったとのことですが、ソラジマ入社の際に不安はなかったですか?
不安はとくになかったです。なんでも吸収して、WTの看板作品となるような最高の作品をなんとしてでも生み出す!とガツガツしていました笑
また、選考を通してソラジマの社風や環境が自分にマッチしていると感じたのも大きかったと思います。
——入社選考の段階から、ソラジマと自分の親和性を感じていたんですね。
そうですね。
ソラジマには「漫画分析試験」や「企画プレゼン」などさまざまな選考があるんですが、やることは違っても、すべての選考を楽しく行えていました。 とにかく面白かったんですよね。選考段階から楽しく臨めているということは、ソラジマは多分自分に合っているはず……と感じていた感じです。
——池田さんは現在、どのような作品を担当されていますか?
男性向けの作品をつくるチームで、3作品を担当しています。 ゲーム世界もの、ハイファンタジーもの、現代ものとそれぞれ方向性が異なる作品です。
1作品は先輩編集者から引き継いだ連載中の作品、2作品は自分で企画から立ち上げてチームビルディングを行い、連載スタートに向けてクリエイターさんたちと進めています。
——男性向けチームは、池田さん本人の希望で所属になったのでしょうか?
そうです。 僕は、自分自身が読者の方々と近い感覚で作品に向き合えるかどうかが重要だと思っています。これまで読んでいた作品も同じテイストのものが多く、自分が面白いと思えるジャンルを担当することで、ヒットの可能性も上がると思っています。
友人の一言が大きな転機に
——池田さんは脚本コンクールに応募するなど、ソラジマ入社以前からクリエイティブな強い印象がありますが、子どもの頃からそういった部分があったのでしょうか?
子どもの頃は絵を描くことと、レゴが遊びの中心でしたね。 その二つを使って物語をつくるということは小さな頃からやっていました。
小学生の頃も漫画を描いたり、自作のカードゲームをつくったりしていたので、「何かをつくってアウトプットする」ということが好きだったのかもしれません。
中高生のときは、映画や漫画などには日々触れていたものの、物語を作り出すということからは遠ざかって勉強や部活に打ち込んでいました。 大学に入ってからも法律の勉強に打ち込んで法曹を目指していたのですが、大学時に脚本を描き始めたことで「何かをつくること」の楽しさに脳を焼かれ、「本当に法曹になりたいのか」と悩むことが多くなっていましたね。
——法曹*を目指していたところから、映画や漫画などエンタメの世界に入ろうと方向転換したきっかけはありますか?
小学校時代の友人から「法曹になって何がしたいの?」と訊かれたことが大きなきっかけです。友人は「やりたいこと」にとことん向き合っている人だったのですが、その問いかけの後、僕の中で「これをやりたいんだ」と人に堂々と言えない違和感がどんどん膨らんでいきました。
ほんの些細な会話でしたが、法曹から一転、物語づくりを志すようになった転機でしたね。
*法曹・・・法務をつかさどる者。 法律の事務に従事する人。 特に、裁判官、検察官、弁護士などをさす。(コトバンクより)
ソラジマ編集者には行動力とタフさが不可欠!?
——かなり思い切りのある行動のように感じますが、ソラジマには同じように大きく方向転換して入社した編集者も多いですよね。
たしかに、入社の経緯も皆さん様々で、大きく方向転換をされた方は多いですね。
それもあってか行動力がとてつもない人がかなり多いです。 普段の業務でも、既存の枠組みに囚われず、自分自身で戦略を組み立ててそれを行動に移す姿を見ていて、いつも刺激をもらっています。
——今話していただいたこと以外に、ソラジマ編集者に必要な要素はどんなことだと思いますか?
作品つくりへの愛だったり、審美眼だったり、言語化能力が高かったりなど、さまざま思いつくものはあるのですが、僕はタフさが特に重要な要素だと考えています。
ソラジマはベンチャー企業ということもあり、がっつり育ててくれるという感じではないです。(※自分から求めれば全力で皆応えてくれます!)
最初から即戦力として現場に入り、自分でチューニングしていくことが求められます。
その中で自分自身の足りない部分や至らない部分を見つける機会が非常に多いので、そこで精神的なタフさを持って前向きになれるかどうかは大切だと思います。
——池田さんも、ソラジマで自分自身のタフさを実感した経験はありますか?
僕は、試用期間中に行われる審査で実感しました。
審査期日までにネームを会議で通さないといけなかったのですが、その最終判断2週間前にかなり厳しいかもしれない、との判断を告げられました。
審査を通過できないと、本採用にならないという重要なものなのですが、僕は3時間後くらいにはもう「こっからだ!」みたいなテンションで取り組んでいました(笑)
こういったピンチの局面で、根本の部分で「いける」と思えるかどうかで、結果も変化してくると思います。
池田さんが抱く大きな夢とは
——それでは最後に、池田さんの「誰もがバカにする大きな夢」を教えてください!
21世紀の全世界に大感動を与え、22世紀の世界でも誰かの宝物になるような作品をつくりたい!です!
生き様から活力をもらえるような、いつの時代も愛される素敵なキャラクターをこの世に送り出したいと思っています!
おわりに
「脚本を書いていた経験が、作家さんとのやりとりの中でも活きている」と話す池田さん。
他業界への転職はややハードルが高く、二歩足を踏んでしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、ソラジマには自分自身の中にある経験が、最大限に発揮できる環境がそろっています。
もし、自分の経験の中に「少しだけ、ソラジマ編集者の仕事と重なる部分があるかも」と感じる部分があるのなら、ぜひソラジマ編集者にご応募ください。
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