カルチャー・制度
2024.11.27
裁量労働制って何!?ソラジマが裁量労働を導入する理由
はじめに
コロナ禍などを経て、世の中の働き方も多様化していますね。「裁量労働制」という働き方を耳にすることが多くなった、と感じる人もいるのではないでしょうか?
実は、ソラジマでも編集者やエンジニアに対して裁量労働制という働き方を導入しています。
今回は、その裁量労働制がどのようなものなのか?
ソラジマ編集者の作品づくりにどう影響しているのか?
などを、実際にソラジマ編集者の声もまじえながら紹介します!
【この記事はこんな人におすすめ】 |
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目次
ソラジマが導入する「裁量労働制」って何!?
ソラジマが導入している裁量労働制は、正確には「専門業務型裁量労働制」といいます。これは1日の働き方を労働者の裁量にゆだねる働き方です。
実際にどれくらいの時間働いているか?にかかわらず、あらかじめ定めた労働時間分働いているとみなして給与が支払われます。つまり、しっかりとやるべき仕事を行っていれば、1日3時間しか労働していなくても所定の給与が支払われるのです。
また、ソラジマの場合45時間分の固定残業手当と15時間分の固定深夜勤務手当を含んでいます。
裁量労働制では、平日(所定労働日=働かなければならない日)は「残業」という考え方がなく、土日(休日)に働く=残業 という考え方をします。 そのため、固定残業手当にて、土日の勤務をカバーしており、深夜帯に働きたい人のために、固定深夜勤務手当を含んでいます。
ちなみに、裁量労働制は1日の働き方を自由に決められる制度であって、平日休日関係なく、いつでもどこでも好きなときや好きな時間に仕事をするノマドワーカー的な働き方ができる制度ではありません。
ソラジマでは、月〜金曜日が労働日、土・日曜日年末年始が休日と定めています。
裁量労働制にはどんなメリットがある?
裁量労働制のメリットは、時間ではなく「成果」を見て評価される点。
評価の基準が、労働時間以外の部分において明確に定められている場合は、実際に働いた時間を評価軸に入れる必要がないためです。
事前に求められている成果を出せるのであれば、所定の労働時間にしばられなくてもよいため、柔軟度の高い動き方ができるのも大きなメリットですね。
ソラジマの編集者は、業務に対して大きな裁量権を持っています。つまり、労働時間を気にして働かなくてよいとなれば、成果と自身のプライベート時間確保のために、最大限の時間効率化を図った方法を考えて働くことも可能になります。
一方でデメリットも
裁量労働制の一般的なデメリットとしては、長時間労働に陥ってしまいがちになることです。
成果を出せば所定の労働時間に満たなくてもOK、ということは、成果が出るまで長時間労働してしまう、という危険性があります。
長時間労働をしたとしても、所定以上の給与が支払われることは基本はありません。
「どれだけ時間を使って仕事をしたかも評価してほしい」というタイプの人には厳しい制度かもしれませんね。
また、この長時間労働問題については、ソラジマならではの事情を話してくれる編集者も。
「仕事が楽しいがゆえに、気をつけていないとずっと仕事をしてしまう……。」
「終業時間を気にしなくていいので、ついつい長時間働いてしまいがち。」
このように、「仕事を楽しんでいるせいで時間を気にせず働いてしまう」という場合もあるのですね。
働きたい人は好きなだけ時間を使って働けてしまうため、会社は社員の健康状態や労働時間の確認も必要になります。
ソラジマが裁量労働制を導入している理由
ソラジマが裁量労働制を導入している理由はズバリ、成果で評価する成果主義だから。
しっかりと成果を出せていれば、所定の労働時間を使うことがなくてもよいという考え方です。
成果だけでなく働いた時間も評価軸にしてしまうと、同じ成果を出したのに、迅速に仕事を終わらせた人より、ゆっくり時間をかけた人のほうが給与が高くなる場合があります。
これでは、不公平になってしまいますよね。
また、ソラジマ編集者の仕事は裁量が大きく、日によって稼働する時間やタイミングが変化することがあります。最大限に成果を出すため、できるだけ自由度高く働いてほしい、という考えも理由の一つです。
ソラジマでの仕事はクリエイティブな部分も多いため、実際に手を動かさず何かを考えていたり、漫画を読んでインプットしたり、気分転換したりという時間も大切です。そんな「仕事をする上での大事な時間」をいちいち細かく打刻するなどしなくてよい、という部分もソラジマの仕事と親和性が高いポイントです。
裁量労働制でありながら出社を大切にする理由
ソラジマでは月・火・金曜日の週3日、出社することが決められています。これは、ソラジマがカルチャーを大切にしているためです。
仕事をしているお互いの姿や成果を目の当たりにして周りに刺激を与えたり、相談しあったりすることで、自分自身の仕事にも磨きがかかります。
また、ソラジマではお互いにフィードバックするというカルチャーを大事にしています。フィードバックは、顔を突き合わせてのほうがお互いの真意やテンションが伝わりやすいもの。「出社の機会を使って積極的にフィードバックを行う」と話す編集者も多くいました。
この出社日に対して、ソラジマ編集者からは、
「皆と顔を合わせて、対面でクリエイティブについてディスカッションできることが楽しい。」
「ソラジマメンバーと話していると視座が高まるので、出社日は大事にしています。」
「単純に、オフラインで社内のメンバーとランチしたりゲームしたりできることが楽しい!」
という、出社して過ごす時間を大切にしている様子がうかがえました。
なお、休日に働きたい!という場合は、振替休日制度を使うことで出社日以外の水・木曜日を休みにすることができます。どうしても休日のうちに稼働しなければいけない場合などは助かる制度ですね。
編集者は裁量労働制の中でどのように働いている?
実際に、ソラジマ編集者は、この裁量労働制の中でどのように働いているのでしょうか?
まず、基本在宅で、それぞれ稼働時間が異なるクリエイターの方々と関わる編集者ならではの意見が伺えました。
「クリエイターの方によって稼働タイミングが異なり、やりとりできる時間が読めないことも多い。残業代が……休日だし……などの、細かいことを考えずに働けるのがよい!」
「裁量労働制を利用して、クリエイターの方々の稼働時間に合わせて稼働しています。」
また、出社日と非出社日で、上手に時間を使い分けている編集者も。
「出社日は会社の方々とミーティングやコミュニケーションの機会を積極的に設けて、非出社日はクリエイターの方々との打ち合わせやイベントの予定を立てて使い分けています!」
「水・木曜日の非出社日は、昼間にプライベートの用事を済ませて夜に働くなど、融通をきかせて稼働しています。」
役所系の用事などは、会社員をしているとなかなか済ますタイミングがなく、困ることも多いのではないでしょうか?
非出社日があり、なおかつ自分で1日の働き方を決められる裁量労働制は、会社員のデメリットをカバーしてくれる一面もあります。
「疲れたらお昼寝をするようにしています」と、答えた編集者もいましたよ。自分自身の状態に合わせて時間を使えるのもよいですね。
裁量労働制、ココがいい!
それでは、ソラジマ編集者が実際に「裁量労働制はいい!」と感じたことはどのようなことなのでしょうか?
やはり多く聞かれたのが、時間の自由度が高いこと。
「集中できる時間が日によってバラバラなので、休む時間と働く時間を自分でコントロールできるのが助かります」
「作業のペースを自由に設定できるので、そのときの個人の状況に合わせられるのが嬉しい」
「出社日以外は基本的に好きな時間に働けるので融通が利きやすいです!」
そして、裁量労働制の評価ポイントをメリットとしてあげる編集者もいました。
「労働時間ではなく成果で評価する働き方なので、評価に対するモヤモヤがないです。」
「時間ではなく成果にフォーカスして働けるのがよいです。」
このように、評価に対して納得できないポイントがない、というのも働く側が裁量労働制に対して抱くメリットの一つですね。
おわりに
ソラジマは、日々の業務に対する裁量権だけではなく、働く時間やスタイルの裁量も大きい会社です。
クリエイティビティを最大限に発揮する際に壁になってしまうものを取り払い、作品づくりに集中できるソラジマは、成果を追い求めて働くことに適した環境といえるのではないでしょうか?
ただ自分で1日の働き方を決められるだけでなく、出社日があることでお互いに切磋琢磨し合えるのも、ソラジマの働き方の特徴です。
作品づくりに全力で取り組める環境で、私たちと一緒に「今世紀を代表するコンテンツ」創ってみませんか?
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