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編集者

2024.03.05

【脚本家で学んだ言語化を活かし編集者へ】大活躍中 Webtoon編集者 チーム長 三木翔也さん

eye catch

『脚本に向き合ってきたのが、編集者としての成果につながったと思う』
そう語るのは、ソラジマに入社して3年になる、Webtoon編集者・三木翔也さんです。
三木さんはフリーランスのシナリオライターを経て、Youtubeアニメ事業時代のソラジマに監督(ディレクター)としてジョイン。
2022年1月からはWebtoon編集者にピボットし、現在はソラジマ編集部を牽引するチーム長を担当しています。
脚本家からWebtoon編集者への転身の道のりがどんなものだったのか、話を聞いてみました。

「好きを仕事にできる」からソラジマに入った

三木さんのキャリアって脚本家スタートでしたよね?

ですね。ソラジマと出会った当時は、出版系の中小企業で社会人経験を7年ほど積んだのち、フリーランスになったタイミングでした。いわゆるフリーライターですね。
個人では純文学を書きつつ、お仕事を探していたタイミングで、ソラジマの『脚本家募集中!』という求人を見つけて応募しました。

脚本家で応募して、なぜYouTubeアニメの監督に?

端的にいうと、「監督できそうだからやってみない?」というオファーをいただいたんですよね。
おそらく、一定の社会人経験があって、脚本も見るとこができるという部分で、スキルマッチがあったのかなと思います。
フリーランスで執筆業をされている方は共感いただけるかもですが、組織に所属する、縛られるみたいな部分に対しては少し抵抗はありましたが、「好きを仕事にできる」ところにポジティブな印象があったので、やってみることにしました。
なので、初めのうちはYouTubeアニメの監督として、企画全体のディレクションや編集業務がメインでしたね。

そこから、事業のピボットを挟み、ソラジマの主軸はWebtoon事業に変わることになりましたね。当時三木さんはYouTubeアニメ監督だったわけですが、なぜ編集者にピボットして、残る決意をしたのでしょうか?

自分の携わる表現媒体が変わることに対しては、新しい挑戦だなと率直に感じました。
なので、職掌が変わることに対しては、ネガティブな印象はなく、ワクワクが大きかったです。
当時は、少しずつ業務に慣れてきて自信もつき始めていたタイミングだったので、「やったるで!」という気持ちが大きかったですね。
一方で、結構悩んだのは「ソラジマにフルコミットで残り続けるか」という部分でした。
前述の通り、自由の身の方が安心感があるというか、組織というものがそこまで得意な方ではないので、かなり腰を据えて考えましたね。

この会社は、大きなチャンスが手に届くところにある

今ではチーム長の三木さんですが、当時はそんな葛藤があったのが少し意外です。決め手は何だったのでしょうか?

結論、「ソラジマはなんか大きいことをやってくれそうだな」と思ったからですね。
ソラジマにジョインして身を置いた上で、「この会社は、大きなチャンスが手に届くところにある」と感じました。
なので、自由を捨ててチャンスを取るか、チャンスを捨てて自由を取るかという2択になったわけですが、最終的にフルコミットで残り、編集者としてやっていく決断をした、という流れですね。
自由は失うかもしれないけど、今できないような大きな仕事はできるようになるだろう、と当時思ったんですよね。
今でもそう思いますし、実感としても非常にあります。

例えば、自分はありがたいことに1作目の『余命3ヶ月のサレ夫』という作品で一定の成果を出すことができました。その実績があるおかげで、通常よりも大きなチャレンジができる裁量を会社にもらっています。
もちろん、通常の制作でもかなり大きな予算を扱うことができるのに、それよりもさらに、です。
また、ワクワクできるクリエイターさんとも出会えましたし、これからも出会えるはずだ、と思える部分も大きいです。
これって会社の成長や実績がない限り実現が難しい部分だと思うので、そういう意味では会社の成長も肌で感じます。

脚本家出身の編集者は活躍している

なるほど。確かにソラジマはチャレンジを奨励する組織ですし、常に会社も大きなチャレンジを見据えてますからね。今、実績という話が出ましたが、脚本家としての経験が活きている、と感じた瞬間ってありますか?

脚本をやっていたから、編集者としての初作品でも、構成や展開に適切なフィードバックを出せたのかな、と思います。
編集者って言葉や文章で全てを伝える職業なんですよね。
この部分を、ある程度わかりやすく言語化できるという部分は、脚本家をやっていた経験が活きているな、と思います。
今、社内に自分を含めて複数人の脚本家出身編集者がいますが、やっぱりみんなここは得意ですし、それを武器にして活躍している印象があります。

確かに、ソラジマの脚本家出身の編集者は全員活躍していますよね。どんな人が、Webtoon編集者に向いていると思いますか?

前提、「脚本家としての経験を積んでいること」は、編集者と相性のいいスキルだと思います。脚本力って、要は「面白いか、面白くないかの判断ができる」ということだと解釈しているんですが、ここに強みがあるということなので。
企画から脚本までの文字ベースの状態で「面白い」がわかっていれば、「じゃあこう進みましょうか」という具合で、道筋が立てやすいんですよね。
特に、WTというメディアは、脚本力が生きると思います。各話ごとの構成をちゃんとやり切っていくメディアなので、存分に活かせるのではと。
その上で言うのであれば、チームをまとめるコミュニケーションやFBが得意な人、でしょうか。
編集者は常に複数人のイラストレーターさんともやり取りを行うので、良し悪しを言語化して伝える力があると、活躍できるのでと思います。
やはり、社内の活躍する編集者を見ていると、「具体的に言語化して、適切なFBを伝えることができる」スキルは重要だなと思います。

また、あえて「この場合はマッチしないかも・・!」も考えてみたんですが、100%自分で自己表現したい、と言う方はあまり向かないかもしれません。
その気持ち自体が強すぎると、苦労しそうだなと思います。自分もこの気持ちが0%と言うわけではないんですけど、どこまで行ってもチームの作品です。
自分の作品ではなく、全員で作る作品なので。
映画監督らしいというか、個々のクリエイティブを最大化して最高の作品を作ろうぜ!と言うのがイメージに近いですね。
言葉を変えれば「自分のドリームチームで勝負できる」と言うことでもあるので、自分はポジティブに捉えています。

やはり、脚本家としての経験は、編集者としてのスキルに直結するのですね。お話ありがとうございました。

最後に、担当作の宣伝などあればぜひ!

自分の担当作である『余命3ヶ月のサレ夫』が、好評につき2章の連載が始まりました!
今度はサレ妻が主役の物語で、LINEマンガ・comico・マンガmeeで配信中です。

また、本作のショートドラマが公開されました!ぜひ見てください!!!

▼ショートドラマについてのプレスリリースはこちらから

▼本編はこちらから

▼ソラジマTVでも三木さんインタビューをさせていただきました!

おわりに

ソラジマでは「最高の編集者」と「最高のクリエイターさん」がともに作品を創っていくことが今世紀を代表するコンテンツに繋がると信じています。
最高の編集者と最高のクリエイターさんにソラジマを選んで頂くために、私たちは最高の成長環境を提供していきたいとおもっています。
ソラジマでは編集者だけでなくビジネス職種、コーポレートスタッフ含め、マンガ制作にアツい気持ちを持って取り組んでいます。
「誰もがバカにする大きな夢を叶えて見せるー。」「今世紀を代表するコンテンツを創る」というメッセージに共感した方と働ける日を楽しみにしています!

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