クリエイター
2025.05.25
大ヒット記念!『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』原作の天壱先生独占インタビュー
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はじめに
こんにちは!デジタル漫画出版社のソラジマ広報チームです。
話題沸騰中のソラジマ大人気作品「お求めいただいた暴君陛下の悪女です」。
さらなる快進撃が現在も続いており、まさしく大ヒットを記録しています。
今回は特別に、最強の” 悪女”と、最恐の”暴君”が織り成す、ロマンスと復讐の物語『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』の脚本家である天壱先生へと独占インタビューをさせていただきました。
【この記事はこんな人におすすめ】 ・Webtoon脚本家を目指したい方 |
作品情報
▼あらすじ
ベリエ王国の第一王女・ラースは祖国と家族のため、敵国との戦いに身を投じるが、戦いの果てに捕虜になってしまう。ラースは家族からスケープゴートとして利用し尽くされ、祖国から“悪女”として蔑まれ、悲劇の人生を終えるのだった――。 しかしラースは偶然にも、過去に戻り、二回目の人生をやり直すチャンスを得る。 彼女は決意する。自分を陥れた家族や敵に、復讐を果たすことを。 そして二回目の人生では、本当の“悪女”になることを――。 ラースは復讐の足掛かりとして、一回目の人生で敵対したシャリオルト帝国に嫁ぐ。 すべては帝国の力を利用して、祖国と家族に復讐を果たすため。 帝国でラースを待ち受けるのは、夫となる孤高の暴君ゼフォン。そして、かつて捕虜となったラースを虐げたゼフォンの愛人たちだった。 最初は妻のことを、政治の道具としか見なさないゼフォンだったが、愛人たちとの戦いの中、”悪女”ラースが見せる気高さと力が、彼の心境を次第に変えていき……? 最強の“悪女”と、最恐の“暴君”が織り成す、ロマンスと復讐の物語、ここに開幕。
▼作品概要
原作・脚本:天壱
ネーム:haruaki
人物線画:Tnk
サブ作画:簑浦円
人物着彩:愛川玲葉
仕上げ:へき、MITUKI
制作:SORAJIMA / Straight Edge
書籍レーベル:モンスターコミックスf
天壱先生のキャリアのきっかけ
天壱先生は元々「Webtoonの脚本家」ではなく、「小説家」でらっしゃったと思うのですが、を書くに至った経緯を教えていただけますでしょうか?
きっかけは「こんな話読みたい!」でしょうか。「こんな話」読みたい→探しても見つからないから「書くしかない」になりました。

これまでのキャリアやお仕事について教えてください。
小説をメインに、漫画やSMARTOONの原作に関わらせて頂いています。
「小説家になろう」さんでの掲載で、『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。』が、コンテストで金賞を頂き書籍化して頂けたことをきっかけに、漫画やSMARTOONの原作にも関わらせて頂いています。
現在の作風、ジャンルに影響を与えた出来事などがあれば教えてください。
やっぱり「小説になろう」さんのサイトを知ったことからでしょうか。
漫画の原作小説が無料で読める!? ということは当時衝撃でした。あとは、結構世代の離れた昔の漫画やアニメも色々観ていました。『お求め悪女』の作風に影響を与えた作品であれば、『ルパン三世』シリーズとか、すごく参考になりました。

Webtoonに対する印象
最初にWebtoonを読んだ時の印象を教えてください。
「思ったより読みやすい」でした。
縦読みよりも、カラー漫画に対して色がチカチカして物語に集中できない気がする妙な抵抗感があったのですが、実際に読んでみるとそんなことは全然なく、楽しむことができました。
自分の作品がWebtoonになった時の率直にどう感じましたか?
「綺麗……!」とそれが最初でした。
作画さん方のお陰ですが、全部がカラーって実はすごい豪華なことなんだなと読んでやっとわかりました。

天壱先生が感じるWebtoonの魅力はなんでしょうか?
スマホ片手に気軽に読めることでしょうか。気になる話がザーッとどんな状況でも読めるのはありがたいですね。
自分自身のこだわりや作風とWebtoonの仕様で親和性のある部分はどこだと考えていますか?
大ゴマでしょうか……?本作の場合、コマごとに台詞とか表情指定しているのですが、その際に「ここは大ゴマで!」「ここは見せ場!大事!」と記載しています。普通の漫画もそうですが、Webtoonでもやっぱり大ゴマがあるとぐっとくるので、こだわってお願いしてます。
逆に、自分自身のこだわりや作風とWebtoonの仕様がぶつかっていると感じる部分はありますか?
「なるべく展開をサクサク」と意識しているところでしょうか。
コマ数にも限界あるので・・。私は結構ちまちま細かく書いてしまうのですが、Webtoonはサクサク進むのが一番楽しめると教えて頂いたので、そこを意識してます。
アイディアの育て方やリフレッシュ方法
『暴君陛下』は今年で連載3周年を迎えます。プロとして面白い物語を描き続けるうえで、心がけていることはありますか?
もう3周年なんですね……!?あっという間ですね……。
初心の物語展開やテーマを忘れないようにしつつ、うっかりまるまる一話がキャラや世界説明だけで終わらないように常常気を付けています。
普段、アイデアを思いつく瞬間はどんなときですか?
他の作品を読んだり観たりして「良い……!」と思った瞬間でしょうか。自分も読者さんをこういうテンションにさせたいと思いつつ、自分なりに考えます。
インスピレーションを得るために、特に読んでいる作品やジャンルはありますか?
基本ジャンルは問わないです。ただ、友人など勧められた作品は意識して手に取るようにしています。信頼できる良いきっかけなので。
クリエイターは「インプットが大事」とよくいわれます。量や質など、普段のインプットで意識していることやマイルールがあれば教えてください。
前のコメントにも被りますが、友人から勧められた作品など、自分単体では観ようと思わなかった作品でも、意識的になるべく読んだり観たりするようにしています。
自分以外の人が面白いと話すならそれだけでも勉強になります。そして実際手に取ったら凄まじくハマることも多いです。
日常的に創作モードに入るための習慣やルーティンはありますか?
あんまり……。
敢えていうとPC眼鏡かけるとなんとなくやる気はでます。

話が煮詰まったときの気分転換方法や、アイデアの切り替え方はありますか?
好きな漫画を読んだり、目を閉じてただただ想像だけ膨らませたりするとわりと思考がまとまります。
今後の展望
今後、挑戦してみたいこと作品やジャンルなどはありますか?
頂けるお仕事ならなるべくいろんなものをやってみたいですが、バトルものみたいな少年向けジャンルとかも書けたら嬉しいです。
Webtoonにおいて挑戦してみたいことはどんなことでしょうか?
長編話数でも楽しんで頂けるような作品であり続けられるように、引き続き挑んでいきたいです。伏線を入れにくいWebtoonですが、思わず読み返したくなるような伏線を込めれるようにしていきたいですね。
おわりに
ソラジマでは、天壱先生のような魅力ある作家さんと関わる機会が数多く存在します。
私たちはクリエイターの皆様と共に作品を創り、共に成長していくことが今世紀を代表するコンテンツに繋がると信じています。
自分が関わった作品がアワードで賞をとったり、メディア化したり、という未来も夢ではありません。
そんな最高の瞬間に共に立ち会いましょう!
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