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カルチャー・制度

2024.02.16

【熱海合宿】合宿責任者が語る、ソラジマの全社合宿とは?

eye catch

はじめに

こんにちは!
執行役員として組織開発部の責任者をしております、櫻井と申します。
ソラジマでは、「今世紀を代表するコンテンツを創るー。」をミッションに、日々創作活動に打ち込んでいます。
そして、このミッションを実現するためには、組織とヒトに対する投資が何よりも大事だと考えています。
3ヶ月に1回、必ずメンバー全員で1泊2日の合宿に赴いているのも、それが理由です。

今回は、そんな合宿の全容を明らかにし、皆さんに「ソラジマの合宿ってこんな感じなんだ・・!」と知っていただくことを目的に作成しました。

合宿の設計や運営は私の組織開発部が行っているため、どんな意図を持って設計しているか、という部分含めてお伝えできればと思います。

ソラジマにおける合宿とは?

ソラジマは、3ヶ月の四半期サイクルで動いている会社です。
その中でも、期初、期中、期末の3ポイントで、全社イベントを行なっています。

四半期に3つある全社イベントの中でも、この合宿は「ソラスタ」として位置付けており、「四半期最高のスタートを切る!」を合言葉に、創業初期から継続して実施しています。
以下の動画は、解像度を上げるために、きっと参考になると思います。
お時間のある方は、ぜひご覧ください!

▼代表が語る、ソラスタとは

▼2023年10月には、Webtoonの本場韓国が合宿地となりました!

今回は、2024年1月に熱海で行ったソラスタ合宿にフォーカスして、「ソラジマの合宿とは!」という部分を存分にお伝えできればと思います。
それでは、早速レポートに入りましょう!

今回の開催地は熱海

2024年最初の合宿は、熱海を選びました。
合宿は都度、オフィスから離れた場所で実施しています。非日常でこそ得られるものがある、と考えているためです。
故に、四半期の最初は、メンバー全員で普段とは違う場所に集まり、2日間をともに過ごします。
非日常だからこそ記憶に強く残りますし、全員が同じ時間を過ごす分「同じ会社の仲間なんだ」と思えるんですよね。

ソラジマがどの規模になろうと、この合宿だけは絶対に続けたいと思っています・・!

▼宿の屋上からの風景。2日目に早起きしてここにくると、最高の気持ちになります。

1日目①経営報告

ソラスタでは、必ず経営報告を行なっています。
主に、会社のイマの話(=経営の状況)、ミライの話(=これからどんなチャレンジをしていくのか)という2部構成で行なっています。

ソラジマは、経営情報を含めたほぼ全ての情報(※)を、全社員に公開しています。

これは、全ての社員の心理的安全性と、情報の透明性を担保するため、という意図があります。

▼経営報告の1シーン

2部どちらも全員からの質疑応答を行うのですが、ここで絶えずメンバーから代表への質問が続くのが、非常に印象的です。

櫻井は2021年のWebtoon事業部発足当時からソラジマに所属していますが、実はこの経営報告の時間が、四半期における1つの楽しみでもあります。
会社の状況が余すことなくわかり、次にどんな大きな一手を打っていくのか、という部分が解像度高く理解できるので、「やったるで!」という気持ちになるんです。
合宿終了後には、全員にフィードバックアンケートに回答してもらっていますが、毎回この経営報告の満足度は非常に高いです。
「自分が絶対にやってやるんだと強く思った」「他の編集者に負けてられない・・!」といった意見が多く、メンバーを奮起させているイベントの1つとなっています。

個人的には、ここまで経営状況を開示している企業はなかなか珍しいのではないか、と思います・・!

※『Open Info』と言うカルチャーがあり、従業員の評価や給与などのセンシティブな情報以外、全てを社内で公開している。

1日目②経営陣に対するフィードバックセッション

経営報告が終わったら、次のコンテンツに移ります。
今回は、『破壊と想像グランプリ!』と題して、メンバー→経営へのフィードバックセッションを行いました。
「ソラジマのここ、もっと良くしたい!」
「正直、ここは不満があるのでどうにかできないか?」
といった議論提起をチームごとに行い、直接各部署の責任者にフィードバックを出す、というコンテンツです。

▼セッション準備中の風景。チームごとに、経営に対するフィードバックを練っているところ。

このコンテンツを設計した意図としては、「現場最前線のみんなの声で、ソラジマをアップデートしたい」という思いが根幹にあります。
ソラジマは、トップダウンで何か導入する組織というよりは、全てのメンバーが自発的に動き、自らアップデートしていく組織です。
中でも、現場最前線で創作に打ち込むメンバーだからこそ出てくる意見があると思いますし、その意見は時に大きな一手になると考えています。
また、組織の硬直化、老朽化を防ぎたい、という意図もありました。
組織が拡大していくにつれて、制度は老朽化し、最善の状態ではなくなることもしばしば。
メンバーが増えることで、潜在的な課題が浮き彫りになることもあります。

例えば、ここで提言された「メンバーが増えてきた結果、カルチャーの理解度合いに差が出てきた感じがする。カルチャー理解を深めるコンテンツをもっと作ってほしい!」というFBから、組織開発ではカルチャートレーニングを実施しました。「フィードバックをもらったら、最速で改善のサイクルを回す」という部分は、ソラジマの1つの特徴でもあり、強みかな、と思います。

1日目③夕食

さて、経営報告とフィードバックセッションが終わり、ようやくリラックスできる時間に!
開催地が熱海だったこともあり、お刺身やお寿司など、海の幸にフォーカスした夕食を選びました。
さらに、料理部(※)のメンバーが豚汁を作るというファインプレーを叩き出してくれました。世界一美味しい豚汁だったなあ・・。
今回は初参加のメンバーが多かったこともあり、よきシャッフルコミュニケーションの場になったのでは、と思います。

▼熱海の海の幸。大変美味でした。

※ソラジマには部活制度があり、メンバーが各々好きな部活に加入しています。部活動費の補助制度もあります。櫻井はバスケ部、ボドゲ部でよく活動しています。

1日目④2次会レク

さて、夕食も終わった所で、2次会開始です。
ソラスタの1つのミッションである「シャッフルコミュニケーション」を実現するために、1日目の最後は懇親に振り切ったイベントを行います。
今回は、編集者とビジネス職メンバーが複数人で集まり、『ソラジマ大運動会』なるイベントを企画してくれました。
いやー、本当に楽しかったです。
合宿に来るたびに、2次会レクになると「うちってやっぱりエンタメ企業だなあ・・」と思うんですよね。笑
抜かりなくエンタメ性や創意工夫を発揮してくれるので最高です。(なお、自分はどちらかというと静かなタイプの人間ですが、無理なくエンジョイできております! ご心配なく・・!笑)
全力で楽しんじゃったので、写真を撮ることをすっかり忘れてました!ごめんなさい!笑

1日目⑤自由解散

1日目の最後のプログラムである2次会レクが終了したら、自由解散タイムに入ります。
休みたい人は部屋に戻ってゆっくりしてOK&残って遊びたい人は遊んでいいよ、という時間ですね。
とはいえ、毎度、かなり多くの人が遅くまで残っています。
いやはや、楽しいんですよね、この時間。
いつも「絶対に早く寝るんだ・・!」と思って参加するんですが、気づいたら結構な時間になってることが多くて困ってます。笑
今回のソラスタでは、複数人で集まってスマブラを楽しむメンバーもいれば、ボードゲームで盛り上がっている卓もあれば、アツい話をしている卓もある、という感じでした。

▼スマブラで盛り上がるメンバーたち

▼ボードゲームをプレイするメンバーたち

この時間は、普段業務であまり関わらないメンバー同士が深いコミュニケーションをとる機会として、かなりワークしているのでは、と思います。
Webtoon編集部は5人前後で構成される編集チームごとに動いていますし、自分が所属している組織開発部や採用部などのビジネスサイドは、編集者と同じミーティングに参加することは多くありません。
ですが、合宿が密度の高いコミュニケーション機会として存在しているからこそ、関係性が構築できている、と思います。
(合宿で一気に打ち解けるメンバーも散見されます・・!)

2日目:クリエイティブコンテンツ

さて、2日目です。
合宿こそ、全員でクリエイティブに向き合いたい!という思いから、ここしばらくのソラスタでは、必ずクリエイティブに振り切ったコンテンツを行なっています。
今回のテーマは、『宇宙一面白い読み切り企画書はこれだ!選手権!!!』。
唯一の指定は、「宇宙一面白い読み切り企画を作る」こと。
あえて方法やフォーマットは指定せず、各チームごとにFR(※)で取り組んでもらいました。
朝からガッツリ時間をとって、チームごとに企画書を作流時間を設けました。
そして、昼食を挟み、企画発表会を、という流れです。

結論から言うと、本当に面白かった。最高の時間でした。
合宿のたびに新たなコンテンツが生まれていくので、ワクワクが止まりません。

▼上がってきた企画書スライドの一部。全容をお見せできず心苦しいのですが、めちゃめちゃ面白かったです。

自分はビジネスサイドの人間なので、編集者たちのクリエイティビティにはいつも驚かされます。
経営報告とならんで、このクリエイティブフォーカスのコンテンツは、合宿最大の楽しみの一つです・・!

※ソラジマのカルチャーの1つ、Freedom&Responsibilityの略。常にソラジマにとってベストな責任を持つ代わりに、ルールを設けず最大限の裁量を提供する、というカルチャー。

2日目:解散へ

クリエイティブコンテンツが終わり、昼食をみんなでとった所で、いよいよ合宿も終了です。
初参加メンバーが過去イチ多かった合宿でしたが、全員が仲を深められたのでは、と思います。
コミュニケーションが円滑に取れることはもちろん、頼りやすいメンバーが周囲にいることは、何よりも心強いことだと考えています。
組織開発では、心理的安全性をいかに担保するか?と言う部分をかなり考えているので、そこが多少なりとも達成された実感があり、「合宿っていいなあ」と改めて思いました。

▼最後にみんなで記念撮影

おわりに

今回は四半期に3つある全社イベントのひとつである、「ソラスタ」国内合宿をご紹介しました。
非日常だからこそ記憶に強く残り、「同じ会社の仲間なんだ」と思える大事な合宿でもあるソラジマらしい制度です。

現在、ソラジマでは「今世紀を代表するコンテンツを創る」というミッションを共に目指す仲間を募集しています。このオフィスで一緒に、誰もがバカにするような大きな夢を叶えてみましょう。現在募集中のポジションの採用情報はこちらからご覧ください。


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