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カルチャー・制度

2023.11.02

ソラジマの裁量労働制とは?-大企業・ベンチャー企業を経験した私の体験談

eye catch

「ウチは裁量労働制になります」
その言葉をソラジマに入る前、Webtoonマンガ編集者選考中の面接で聞いた時、なにそれっ!?、と正直困惑しました。

この記事では、そういう疑問をもっているソラジマのWebtoonマンガ編集採用を受けている人に、少しでも労働制を採用しているソラジマでの働き方がわかりやすく伝わればいいな、と言う気持ちで書いてみました。

初めまして!Webtoon編集者の高橋です。
現在、複数作品の編集を担当しておりますが、実はソラジマが私の勤めた会社3社目で、1社目はいわゆる大手企業、2社目はベンチャー企業で働いてました。

お察しの通り、1社目は『定時制』、2社目は『(コアタイム付き)フレックスタイム制』で働いていました。

2つの異なる働き方をしてきた私ですが、そんな自分でも、『裁量労働制』という言葉については当初、全くピンと来なかった、というのが正直な感想でした。

そもそもどんな働き方があるの?

『裁量労働制』ってなんぞや、と言うお話をする前に、私の今まで体験してきた働き方をまとめてみました。※あくまで自分の体験をもとにしています!

定時制:決められた時間帯は必ず働く。それ以外の時間で勤務した時は、残業代として加算。
(コアタイム付き)フレックスタイム制:10時-15時までといった、会社がコアタイムとして定めている時間は必ず働く。その他の時間帯は自由だが、規定の時間数は働く必要有り。規定時間を超えると残業代として加算。

こちら、あくまで私個人が経験した勤務形態となります。
じゃあ、その中でソラジマが採用している『裁量労働制』とは何かというと・・・

裁量労働制:成果が出ていればOKです!自分のペースで働けます!これぞまさにFR!

と言う感じになります!
ご理解いただけたでしょうか?
なんとなくわかるけど、なんとなく怖いですよね!!!わかります。。。

裁量労働制って何よ?

裁量労働制:成果が出ていればOKです!自分のペースで働けます!

裁量労働制とはつまり、自分の頑張り次第でいつでも休み放題だけど、仕事の進捗次第では働き放題と言う意味なのかな、と私は働きながら理解しました。

一応の補足で、ソラジマで働くWebtoon編集者の場合は月火金は出社という決まりがあります。しかし、普通の社会人だったら働かなくてはいけない水曜日や木曜日は特に出社義務はなく、状況次第ではまったりお休みすることもできます!

つまり、お仕事に支障がないのであれば、月火金以外の「水木土日」のどこでも好きな日程で2日間休日を取得できる
もし月火金も含めもっと休みたかったらFR休暇(ソラジマ独自制度:祝日の日数分付与された休暇を自由に取得できる)も使えます!

「仕事に滞りはなさそう?」と言う質問に頷けるのであれば、問題なくバカンスを楽しむことができます。

正直、いくつかの企業・働き方を経験してきた私から、少しでも皆さんにお伝えしたいのは、「この世の中、いろんな働き方がある。絶対的に何が良いというものはなく、人それぞれ合う合わないがある」と言うことです。
服の好みと一緒かなと思いました。

ガーリーなものが好きな人もいれば、ボーイッシュが好きな人もいる。何が良いとかじゃなくて、個人の好き嫌いです。そして、それは自分のライフスタイルが変われば、その好みも変わるかもしれないです。

私も日によって、とことん突き詰めたい日もあれば、平日にしかできないこと、例えば人の少ないディズニーランドで楽しみたい、待ち時間の少ない病院に行きたい、平日セールをしている美容室に行きたいと思ったりします・・・・そんな私にとって、裁量制は性に合ってます!

なんで裁量労働制なの?

最近、テレワークが増えたということもあり、働き方の多様化が進んでいると思います。そんななかで、なぜソラジマは裁量労働制なのか、と言う点についてお話したいと思います。

(まず、前提として、すごい細かい話になってしまいますが、裁量労働制はどの職種・業務にも適用されるものではありません。Webtoon編集者が制作の統括を担うディレクター業務を担当しているからこそ、適用されるということを少しだけお伝えしておきます!)

ソラジマはスタジオ型の制作スタイルを採用していて、1つの作品を、脚本家さんやネーム作家さん、人物線画さんなど、複数名から成るチームで制作するという方式をとっています。

クリエイターさんもさまざまで、本業でやられている方や、副業だったり、家事の合間にやられていたりと、働き方は多様です。

そのため、「夜しか連絡取れません!」「土日しか稼働できないです」「保育園にいってる間だけなら可能です」という各自の事情に合わせて、編集者も動くと言う形になります。

夜遅くまで仕事したら次の日ゆっくり起きるし、休日働いたら、水曜日はまったりするし、といったことで自由に帳尻合わせをしている感じになります。

『裁量労働制』ってどこまでやればいいの?

なるほどね、じゃあ、成果出せれば休んで良いってことね。ん?そもそも成果って何?
という疑問が浮かんだ人もいると思います。

おっしゃる通りです。結局ゴールがわからなかったら、どこに、いつまで走っていけばいいかわからないですよね。

極論になりますが、私たちWebtoon編集者は、「Webtoonのグローバルヒット作を出す」という成果を求められています。これが大きなミッションです。
とはいえ、Webtoonは作品として公開する際に、ある程度の完成した原稿数が必要で、それを作成するのには企画から含めて数ヶ月かかります。

では、「Webtoonのグローバルヒット作を出す」のが成果だとしたら、その数ヶ月はずっと走り続けなければいけないの?
それは…きびしいですね。流石にガス欠してしまうと思います。

現在、ソラジマでは複数の作品を連載しています。その経験をもとに、標準的な制作スケジュールを作成できるツールがあり、そちらに必要な情報を入力することで、今週は〇〇と〇〇を進めれば良いんだな、来週までに〇〇が必要なんだな、といった直近のマイルストーンとなるタスクが可視化できるようになっています。

その可視化されたスケジュールを確認しながら、週の初めに自分のやるべきタスクをチームに共有し、週の終わりに進捗状況を報告する、という流れをとっています。

こうすることで、その週にやらなければいけないタスクが明確になり、その進捗次第で適宜タスクを調整していく感じです。

スケジュール通りうまくいかないなぁ…といった時は、チームメンバーとも相談しながら、スムーズに進める対処法を模索します。

Webtoon編集者は、「ディレクション×マネジメント」の両方が求められると私は思っているのですが、スケジュールのマネジメントは、週刊連載をするためには特に大事なスキルですね!

どうやって働いてるの!?

裁量制はなんとなくわかった!なんで裁量制なのかもなんとなくわかった。
じゃあ、実際にどのように働いているの??と言う質問について、よくソラジマの選考に応募された方から聞かれるので、ざっとお話いたします!

大体、出社した時はこんな感じです。
週に3日しか出社しない分、出社した時は編集者同士の会議が多くなります。

じゃあ出社しない日は何してますか?と言うこともよく聞かれますが、私はこの前、水木に平日お休みをいただき、友達と撮り鉄体験してきました!!

こちらです!
こちらの写真で、どこに行ったかわかる方いらっしゃいますか?ヒントは関東です。

水木遊べるって最高だな、と自慢したいのはヤマヤマなんですが、ちょうどその頃私の作品ですぐに進めないと作業があり、iPadだけ持参して合間合間にお仕事してました。
「もっと、撮り鉄を楽しんでください」と、友達に怒られました。ごめんなさい。

上記は結構レアな水木で、普段は家や実家、たまに友達の家などに行って一緒にテレワークしたりしてます。
がっつり働く時もあれば、まったりしていることもあります!

結局「裁量労働制」ってどうなの?

色々と書いてみましたが、結局、『裁量労働制』良いの悪いの?と言うところが一番みなさんが知りたいところだと思います。上にも書いた通り、人によって良くも悪くもあると言うことです。

制限時間1時間の脱出ゲームがあったとして、脱出するまでの時間が10分だろうが、59分かかろうが、同じ成果としてみなされるというイメージです。早く脱出できた人はもちろん、残り時間は休むこともできますし、さらなる成果(≒評価)を目指すこともできます。

いかがでしょうか。

少しでも、ソラジマでの働き方の解像度は上がったでしょうか?
拙い説明もあったかと思いますが、今世紀最大のヒット作を出したい!と言う強い気持ちを持っている方がいらっしゃいましたら、是非とも弊社ソラジマを検討頂けると嬉しいです。

ソラジマでは世界ヒットを目指し、Webtoonを一緒に創るマンガ編集者を募集しています!

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