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カルチャー・制度

2023.11.01

ソラジマの有給制度=「FR休暇」を使って社員3人で神戸旅行に行った件

eye catch

はじめまして。

株式会社ソラジマでWebtoon編集者をやっているMです。

2022年2月某日。ソラジマの有給制度【FR休暇】を利用して、社員のNさんとKさんの3名で旅行に行きました。

※現在は雇用形態によって休暇制度が分けられております。詳しくは採用担当にお問い合わせください。

行き先は神戸。神戸牛と中華街の町です。

この記事では神戸の旅行記を通じて、「ソラジマってこんな会社なんだ!」と知ってもらえたらと思って書きました。「…FR休暇ってなんだ?有給って言えよ!かっこつけやがって!」という声が聞こえた気がしますが、私もこっそり同感です。このnote、代表たちは見ないでくれ…

■今回の旅行プラン(2泊3日)

〇1日目(月曜日夜)

・18:30頃:勤務を終え、品川駅へ
・19:00頃:品川駅で駅弁を購入。缶ビール片手に神戸駅へ。Kはビール2缶とハイボール1缶を購入
・22:00頃:神戸駅着。〈神戸サウナ&スパ〉にチェックイン。温泉付きの名サウナ。朝食付きで1泊4000円は安い。晩飯は近くの居酒屋。居酒屋で地井武男さん(故人)に出会う(人違いでした)

〇2日目(火曜日)

・9:00頃:起床。朝サウナをキメて、全身マッサージを受ける
・10:30頃:全身マッサージを受けて身体が軽くなる。朝サウナをキメる
・11:00頃:中華街で昼食。〈翠ジンソーダ〉がこっそり流行っていることを知る
・13:00頃:神戸観光。Kがご先祖様にご挨拶する
・17:00頃:関係者にご挨拶
・19:00頃:〈有馬温泉きらり〉に宿泊。獺祭と神戸の地酒を味わう
・22:00頃:泥酔したNがドラえもんのおもちゃを破壊する

〇3日目(水曜日)

・9:00頃:起床。宿の朝ごはんを食べて、朝風呂をキメる
・11:00頃:宿でもらった6000円分の金券で、会社への土産を大量購入
・12:00頃:駅弁(タコ飯)を買って、二日酔いのまま新幹線に乗車。帰宅

神戸の中華街。平日昼間だけど賑わっていました

■なぜ男3人は神戸に行ったのか?

一緒に旅行したNとKと私は、あるYouTubeチャンネルを運営した歴代監督たち。そのチャンネルが大団円を迎えた際に、その仕事でお世話になった方に挨拶に行こう!とNが言い、Kがそれに賛同。ならば私もということで、挨拶がてら神戸に行くことになったのです。

ソラジマは、会社に出勤するのは月火金の週3日と決まっています。後の日はリモート業務でOKという働き方。もちろん、出社日以外も会社で作業しても問題ありません。

そこで私たちは、最初にお話しした【FR休暇】というもので火曜日を休みとして、月曜日の夜~水曜までの平日旅行を楽しむことができたわけです。平日だと新幹線はスカスカで、飲食店だってスッと入れる。ホテルだって旅行の2日前とかに予約できちゃう(しかも休日よりも安いお値段!)。

みんなが仕事している真昼間。
私たちは、焼き餃子と小籠包と空芯菜炒めをつまみながら青島ビール。

みんなが残業している夜。
私たちは、有馬温泉で日ごろの疲れを癒したのち、丁寧な会席料理をいただきながらの獺祭。

みんな、平日旅行はいいぞ。

■それで、FR休暇って何なの?

ざっくり言えば、有給です。

ソラジマには社員雇用ではなくて業務委託で仕事を受けている編集者も多くいるので(学生インターンさんなど)、その方々に向けた有給制度=FR休暇です。つまり、社員以外も有給があるよ!ってこと。悪くない制度じゃん(かっこつけた名前だけど)。

ちなみに、FR休暇のFRはソラジマのカルチャーのひとつ「Freedom & Responsibility」から来ています。英語だとかっこいいからではなく、理由があっての命名です。すみませんでした

ソラジマで働き始めて2か月ごとに1日付与されます。なので1年働けば6日分取れるってわけですね。ちなみに、年度繰り越しはありません。その年度内で消化できなかった休暇分は、1日につき5000円で会社が買い取ってくれます。私は前年度、4日分を買い取ってもらいました。2万円握りしめて牛宮城に行くぞ。

2日目の宿泊先の夕食メニューの一部。うまかった…

■旅行中の業務ってどうしていたの?

ソラジマでの業務は、「何時~何時にこの業務してね!その代わり、この時間以外は働かなくていいよ!」という働き方ではありません。その真逆で「成果物さえ出してくれれば、働く時間は基本任せるよ!」って感じです。まあ、ポジションによっては最低限の週3出勤は義務があるのですが、それ以外の働く時間帯や実稼働時間は個人の裁量に完全に任されています。

それはつまり、FR休暇を取っても必要があれば働く必要があるということ…。ということで、正直に言えば3人ともノートPCを神戸まで持っていき、スキマ時間にちょこちょこ仕事していました。動画チェックやイラストチェック等々。私とNは週2回公開のYoutubeアニメチャンネルの監督もそれぞれ務めています。なので、公開日を守るためにはどうしても関係各所と連絡を取る必要が生じます。でも、3人ともこの旅行を満喫するために、殆どの業務を終わらせて来ていたので、ガッツリ仕事しなきゃ!という場面はなかったように記憶しています。

初日の夜、居酒屋から〈神戸サウナ&スパ〉に帰ってきたのち、Nが深夜まで翌日公開の動画をチェックしていたり。2日目の夜、オイルマッサージの予約待ち中にKが企画書を猛烈に作っていたり。とか、そんなことは全然ありませんでした。たぶん。

■社員同士の旅行は心労がない?

HIKAKINの自宅にもあるゲーム。Nと私が勝負して、私が勝ちました

先ほどお伝えした通り、ソラジマの働き方は裁量労働制です。

正直に言えば、1人でFR休暇を取って休日を満喫していると、
「今ごろみんな…働いているんだよな…。なんか悪いことしてる気がする…」そんな感じに、ちょっと罪悪感が働いたりすることも多々ありました。

それが、社員同士で旅行に行くと、
「みんなが働いてる時間に飲むビールは旨い😋」
となりました。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」理論、人間の心理ってチョロい…。

以下からは、旅行の思い出です。

ここまで読んでくれた方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

■旅行の思い出たち

▽こっそり流行ってる〈翠ジンソーダ〉

余談ですが、私が新卒入社したのは編集プロダクション。旅行雑誌を作る会社で、1か月会社に泊まり込みとか、昼から社長に呼び出されて飲酒強要され→泥酔したりしていました。真っ黒ですね。

暴君として君臨するおじいちゃん社長は、元コピーライターでした。

だからか、とにかくキャッチコピーにうるさい。雑誌の表紙を飾るキャッチコピーを考えるために、徹夜させられるのなんてざらでした。「明朝までに100案出せ」と言われ、眠い頭をむりやり回転させられたこともありました…。

そんな環境で2年ほど働いたからか、ポスターなどを見ると今でもキャッチコピーを吟味しちゃうクセがあります。ちなみに、一番好きなコピーは〈青春18きっぷ2022年夏〉の「自分の部屋で、人生なんて考えられるか?」

若者よ、旅へ出よう。青春18きっぷキャッチコピーまとめ14選 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作

こんにちは!旅好きライターの実咲です。本当はすぐにでもキューバとガーナと飛騨高山へ旅に出たいところですが、それは後のお楽しみにとっておきます。ところで、わたしの

liginc.co.jp

若者よ、旅へ出よう。青春18きっぷキャッチコピーまとめ14選 | 株式会社LIG(リグ)|DX支援・システム開発・Web制作

です。旅って、いいな。

そんなわけで、神戸の中華街で空芯菜炒めをつまみながらビールを飲んでるときも、思わず壁にかかっているポスターに目がいったわけです。

それはまだ、流行っていない

絶妙すぎる。流行に敏感でありたいけれど、すっかり流行りきったものには飛びつきたくない。まだ誰も知らないけれど、知る人ぞ知るものを味わって、なんだか得意げになりたい。そんな気持ちを表現した、絶妙なコピーじゃないか。アーリーアダプターに焦がれる私とKは、早速注文しました。Nはビール1本で赤ら顔です。翠ジンソーダ、ライムが効いていてとても旨い。平日昼間に飲みたい爽やかな味でした。まだ暑くない夏の朝に咲く朝顔のような味でした。

ちなみに、この後日に訪れた五反田の餃子専門店にも〈翠ジンソーダ〉がありました。すでに、中華料理店で流行ってるやんけ。

▽運命に導かれ、お墓参りをするK

神社が好きです。お寺も好きです。

静謐な雰囲気が流れていて、訪れるだけで背筋をきりりと正されるような雰囲気が好きです。

神戸散策をしていると、三宮の一角に大きな神社がありました。キャバクラや風俗店、居酒屋なんかが建ち並ぶちょっといかがわしい中に、どっしりとした赤い鳥居が立っている。東京・新宿にある花園神社みたいな感じだ。

KとNに、ちょっと立ち寄ろうと誘った私。〈生田神社〉という名前でした。

〈生田神社〉は、西暦201年に建立されたそう。西暦806年にはこの神社を守ったりする家〈神戸(かんべ)〉を朝廷から頂いたそうで、「神戸市」という地名はこの神社に由来するそうです。つまり、ここが神戸始まりの地。すごい神社だ。

境内を練り歩いていると、この地が源平合戦の舞台となったという記載が。さらに境内には、梶原源太景季ゆかりの井戸もありました。梶原源太景季は、平安時代末期から鎌倉時代初期に実在した武将。そして、それはKの遠いご先祖様の可能性のある方でした…。え、こんな偶然ある?そんな風に、運命を感じるK。

梶原源太景季は、源平合戦の折には梅の枝を箙に刺して戦ったそうです。風流ですね。Kは、いつも洒落た服を着ています。おしゃれは1000年前のご先祖さまゆずりでした。

そんな生田神社でお守りを買うK。待っている間、近くに建つ石灯篭を見ると…

注意書き、めっちゃ怒ってるじゃん…。

そういうわけで、今回はソラジマの有給制度【FR休暇】に関する記事でした。

この記事をきっかけにソラジマに興味を持ってくれた方がいたら、下記からお問い合わせください。まずは一緒に、翠ジンソーダを飲みに行きましょう。

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