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編集者

2024.02.24

チームで学びながら成長できる!大切なのは、「好き」の熱量。——Webtoon編集者・村上菜々子

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Webtoonのパイオニアとして、順調に業績を伸ばしているソラジマ。業務を拡大していく中で、一緒にでっかい夢を叶えられる編集者を募集しています。

ソラジマの編集者って、他の出版業界の編集者と何が違うの?ソラジマで働くってどんな感じ?
応募する前に、少しでも雰囲気を知っていただこうと、今回は、新卒ながらにチーム長と編集者を兼任し大活躍中の村上菜々子さんにお話をお伺いしました。

新卒でソラジマに入社していきなり編集者とチーム長を兼任


村上さん:
私はこの春、4月から新入社員としてソラジマに入社しました。
現在は編集者として2作品を担当していて、またチーム長としてチーム全体のマネジメントも行っています。

今月入社したばかりで、もうチーム長を任されているんですか?

村上さん:もともと、私はインターンで1年ほどソラジマで働いていたんです。
なので、業務内容はインターン当時と全く変わっていませんね。インターン自体はいくつかの会社でさせていただいたんですが、ソラジマは学生であっても個人の裁量権が大きく、どんどん仕事を任せてもらえるなと感じていたところや、単純に仕事のやりやすさや人の良さも魅力的でした。

すると、インターン当時からすでにソラジマに心は決まっていたのでしょうか?

村上さん:いえ、もともと私はマンガ編集者になりたい、という思いがあったんです。
でも、インターンを探していた時期にはまだソラジマはWebtoonの会社ではなくて、YouTubeアニメを作っていました。ただ、マンガ編集者ができるインターン募集は見つけられなくて。そうしたらソラジマの募集が目に留まって、アニメ制作に関われる、ということで似たジャンルだと感じて興味を持ったんです。

その後ソラジマがWebtoon作品を創ることになって、「マンガもできるの!?」とすごく嬉しい驚きでした。私としては事業内容を一番重視していたので、もしソラジマの事業がYouTubeアニメのままなら、新卒では入社しなかったと思います。それくらい、私にとってはマンガ編集者になりたい、という気持ちが強かったんです。

Webtoonスタジオは他にもある中で、ソラジマに入社することに決めたのはインターンの経験が大きかったのでしょうか?

村上さん:そうですね。マンガ編集者になりたい、という流れで大手も受けたりはしました。
でもWebtoonの会社でソラジマだけにフォーカスしていたのは、インターンの時にカルチャー面で魅力を感じたからです。インターン先を探していた時は、そのまま入社する会社を探そうなんて気持ちは露ほどもありませんでした。

ただソラジマって、この人は学生だから、とかこの人は転職組だから、とか全く区別をしないんです。もちろん、大学生だと学校行事やテストの時はお休みがいただけますけど。
以前、別の会社でインターンしていた時はアルバイトと差異がないくらいの仕事しか任せてもらえなかったんです。でもソラジマでは社員と変わらない業務内容・業務量を任されて、とても嬉しかったと同時に「そこまで信じて預けてもらえるのなら、しっかり行動や結果で返さなければいけないな」とも思いました。

そうやってソラジマの魅力的なカルチャー、社風をインターンで体験できたことは、入社を決める大きな決め手のひとつになったことは間違いありません。

ソラジマでのインターンが自分を変えて大きく成長できた

インターンで社員と変わらない仕事内容というのは、確かにとても珍しいですよね。それだけの業務量だと、インターンと学業の両立は大変だったのではないですか?

村上さん:ゼミで忙しい時期が重なったタイミングは大学で仕事したり、ということはありましたが、できない範囲ではなかったです。
それに、ディレクション業が自分に向いているかどうかは実際にやってみないとわからないことでしたが、インターンをする中で「できるな」という感触も得られたので。何より、インターン中は大変さより充実感の方が勝っていましたね。

もともとインターンとしてソラジマに入った時は何も知らない、何もできない状態でした。でも3ヶ月ごとにある社内面談で、毎回「ここが成長できたな」って自信を持って言えるところが見つかるんです。そうやって毎月自分の成長を実感できるのが、インターンを始めた直後は一番楽しみでした。

先ほどインターンはアルバイトくらいの仕事しか任せてもらえないこともある、という話がありましたが、こうしてお話を伺うとソラジマで得られた経験値は計り知れないものがありますね。

村上さん:自分でも、ソラジマのインターンを通してすごく変わったな、と感じるところがあります。
ソラジマは求めるカルチャー、評価軸がすごく明確で、例えば責任感なら「自責力」として毎四半期ごとに自己評価を行い、上長からも評価されます。厳しいと感じる方もいるかもしれませんが、何が評価されていて何が悪いと思われているのかわからないと、働く時にはどうしてもやりにくくなってしまうんですよね。

でもソラジマでは入社1週間とかで足りないところをズバズバ指摘されて、「ここを残り1週間で直してください」って普通に言われるんです。そうやってはっきり「あなたは今この能力が弱いから、これを上げてください」と言われると、そうなんだ、と自分でも思い当たるところがあって。ポイントが明確になれば、じゃあこの部分で自分の能力が発揮できるように工夫しよう、と考えられるんです。

逆転の発想ですね。弱点を隠すのではなく、ピンポイントにあぶり出すからこそ、集中的に改善していけると。

村上さん:ソラジマという会社に適応するために、それまで発揮できていなかった方面の能力のリミッターをどんどん外していけましたね。
「声小さいよ」と言われたら、次からずっと声を張ったりとか(笑)仕事だ、って言われたら「やるか」って自然と切り替えできました。「私は人見知りだからこれはできません」なんて言い訳は通じなくて、むしろその能力が求められているなら発揮しなければいけないんだ、と考える。そこのリミッターはソラジマだとすごく解除しやすかったです。

実際に、私だけではなくて同期の人でもソラジマが求める像にめちゃくちゃ作り替えたな、って感じる人もいますよ。ただ、それを苦にしてやっている感じは全然しないし、使っていなかった能力を発揮しただけなんです。「ここを直して」と促される時も、意識してできることしか言われないので、無理難題を押しつけられているわけではない。だから適応していこう、と前向きに変わっていけるんだと思います。

インターンの学生に対して、そこまで本気で向かってくれる会社は本当に貴重ですよね。

村上さん:そうですね。特に、最初の面談の時に言われたことはものすごく印象に残っています。
代表の萩原から、「ソラジマのWillとあなたのWillと、重なっているところがあるなら一緒に組みましょう。なければやらなくていいです」と言われて、正直かなり驚きました。「それくらい私の『やりたい』って気持ちを尊重してくれるんだ」と思って。やりたくなければやらなくていい、でも私のやりたいこととソラジマのやりたいことが被るなら一緒にやりましょう――それまでアルバイトの面接でもインターンの面接でも、誰にもそんなことは言われませんでした。

働くにしても、アルバイトはただお金を稼ぐ手段でしかなかった私にとって、「やる気がないことをやってもあんまり意味がない」という価値観はすごく新鮮で、心からいいなあ、と思えたんです。

初めての面談でそこまで言われる会社は、ソラジマ以外にはないんじゃないでしょうか。そして、ソラジマのWiiと村上さんのWillが一致しての入社となったのですね。

村上さん:はい。先ほども言いましたが、私はマンガ編集者になりたい、という気持ちが第一だったので希望ともピッタリ重なりました。
いざマンガ編集者として働き始めてみると、やっぱりとても楽しいなと感じますね。私は不器用なので、クリエイターさんたちみたいな綺麗な絵は描けませんし、オリジナリティ溢れる発想もなかなかできません。だからこそできる人に憧れるし、一緒に仕事をしたいと思います。そういう意味でも、ソラジマに入社して良かったです。

チーム内で学び合いながら編集者としてもステップアップ

編集者として働き始めて、大変だったことなどはありませんでしたか?

村上さん:制作関係の仕事なので、スケジュール面はどうしても最初は苦労しましたね。
スケジュールがギリギリなのに、細かいところのダメ出しや修正をしてしまって、締切がきつくなってしまったりとか。そういう優先順位の付け方は指摘されて直していきました。私はやりたい仕事、好きな仕事からやってしまう性格だったんですけど、重要度で並び替えて優先順位の高いものからやろう、というように本当に基本から教えていただいたんです。

そうやってすぐに問題点が修正できる環境があるのは、まさしくソラジマならではと感じますね。逆に、マンガ編集者になったから味わえた喜び、のようなものはありましたか?

村上さん:私はクリエイターさんの才能に惚れ込んでしまうタイプで、素敵な成果物いただいた際にはいつも、FBに加えて「このシーンの表情好きです!」など単純な感想も併せて伝えているのですが、「伝えられる」こと自体がすごく嬉しいですね。読者として作品を楽しんでいる立場だと、ファンレターを書くくらいで直接感想を伝えられる機会ってそうそうありません。でも、編集者ならいち作品の一番最初の読者として感想を伝えることができるし、もちろん編集者としての楽しさも味わえます。

ソラジマでは作品をチームで作っていますが、制作工程の最初から最後までに携われるのは編集者だけなんですよね。なので、意図を脚本家さんに伝えたり、チームで共有する作業を経て、最後に想像していた通りの作品が完成したら言葉にはできない喜びがあります。仕事として本当に楽しいです。

こうして業務経験を伺っていると、新卒でチーム長も全く不思議ではないですよね。現在は編集者とチーム長を兼任されているとのことでしたが、両立に苦労などはないのですか?

村上さん:業務内容としては全く違った方向性なので、仕事をしていて混乱するようなことはないです。

編集者としては自分の作品は自分の作品、という感じで「これが面白い」と信じてやっていくだけですね。

一方で、チーム長としての仕事は、大きく言えばチーム員のマネジメントです。企画書類をチェックして「3話まで作っていいですよ」とゴーサインを出すための審査であったり、事業部としての課題を話し合って、解決のための業務をチーム長が分担してやっていたりもします。編集者のクリエイティブな性質に比べると、わりとビジネス職に近い業務内容なので、切り分けて考えることができています。

本当に頼りがいのあるリーダー、という感じがします。チーム長としてのメンバーのフォローなども、やはりされているのでしょうか?

村上さん:新しく入社された方がいる時は、「こうするといいよ」と教えたりはしますね。
自分の経験から「こういうことに気をつけた方がいい」と学んだことは、わかる範囲で共有しています。逆に、メンバーから教えられることもありますね。

私自身がそうであるように、チームのメンバーもそれぞれ自分なりの信念を持って作品創りに取り組んでいます。なのでチーム長として話したりする時には特に意識して、どんな考えがあるのかしっかりヒアリングすることを心がけています。その過程の中でもお互いに知見が違うところはあって、お互いに学べるところがあるんです。相手から学べるところは学んで、自分から与えられるものがあればシェアする。そうすることで、作品の面白さもどんどん磨きがかかっていくと思うんです。

ソラジマ編集者になるなら「好き」という熱量が何よりも大切

村上さん自身は、ソラジマでこんな作品を創りたい、といった構想はお持ちなのですか?

村上さん:私は他社さんの作品もよく読むんですが、話も絵も素敵で毎週楽しみにできるような作品って本当に魅力的なんですよね。なので自分もそんな作品を創れたらいいな、と。
そうやって面白い作品を創り出す中で、グローバルヒッターになりたい、とも思っています。もっと噛み砕いて言えば、ヒット作をたくさん出せる編集者です。

インターンとしてソラジマに入った当初はビジネス的な思考が全くない、本当にただの大学生でした。その頃は単純に面白い作品が創りたいな、くらいだったんですが、Webtoonの場合はわりと簡単に海外展開ができるし、ソラジマでは社内でも勉強会が毎週開かれています。なので、どうやったらヒットを出せるかがとても考えやすいし、いろんな人への壁打ちもしやすい。ソラジマに入ってから編集者としての夢も一歩踏み込むことができて、ヒット作を創りたい、に変わりましたね。

ソラジマに出会ったことで、村上さんの「やりたい」がどんどん前に進んでいるのですね。では最後にソラジマに興味をお持ちの方に向けて、編集者として、そしてチーム長として、ソラジマにはどんな人が向いていると思いますか?

村上さん:やっぱり、ソラジマの仕事を楽しんで一緒にやっていけそうだな、と感じる人だと合いそうだなと思います。

クリエイトにはすごく大変なこともたくさんあるので、そこを乗り越えるにはコアな部分で「好き」という感情がないと厳しいです。私も売れるものを作らなきゃいけない、ということで脚本も5稿くらいまで書き直したりといったことはありますし、それ自体も楽しい作業ではあるんですけど、スケジュールプレッシャーもある中で極限までクオリティを高めなければいけないんですよね。「楽しい」がベースにありつつも、やっぱり乗り越えなければいけない時はあるので、そこで「好き」かどうかが大切になるのかなと。私もこの仕事が好きじゃなかったら心が折れてたな、と思う場面がありましたから。

あと、私は編集者になりたい、という方の選考フローに参加させていただくこともあるんですが、以前面接の場に「こういう企画がやりたいんです!」と企画を持ち込まれた方がいて(笑)それくらいWebtoonやマンガが大好きで、「創りたい」という熱量が感じられるとチームで一緒になっても充実した時間が過ごせるだろうな、と思いました。私たちがびっくりするほどの熱量をお持ちの方に、ぜひ来ていただきたいですね。

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インターンを経て、新卒でチームのマネジメントから作品の編集までを手掛ける村上さん!自分も編集者に挑戦してみたい!村上さんといっしょに働きたい!そんな想いをもったそこのあなた。ぜひお気軽にご連絡ください。

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